2014年7月8日火曜日

ダッジチャレンジャー ヘルキャットのスペック(2015 Dodge Challenger Hellcat spec!!)








2015年式ダッジチャレンジャー にSRTベースの「ヘルキャット」が設定されることが発表された。今回はスペックが判明したので紹介しましょう。









まず、ヘルキャット(Hellcat)とは、ダッジ チャレンジャーのパフォーマンス能力の高いグレード「SRT」グレードをベースに開発されたグレードが「ヘルキャット」である。



SRTは425馬力のV型8気筒6.1LHEMIエンジンが搭載されていて、アメ車の中でも人気高い車でもある。また、特別グレードの「470馬力6.4L 【392HEMI】」エンジンを搭載したモデルもある。




まずはヘルキャットの動画を日本見ていただきたい。








一方、ヘルキャットはSRTベースで、6.2LスーパーチャージドHEMIエンジンが搭載され、707馬力(717馬力)を叩き出すという。トランスミッションは、8速オートマチックと6速マニュアルが用意されている。



〜ここでまめ知識〜
【717馬力は英馬力。707馬力は仏馬力です。馬力には二種類あり、英馬力はhp、仏馬力はps。アメリカは英馬力(hp)をよく使い、日本の車やバイクは仏(ps)を使っています。HPはHorse Power。PSはPferde Starke。ドイツ語でPferdeは馬。Starkeで力らしいです】







また、キーは「赤」と「黒」の二種類があり、オーナーが使い分けることが必要なようである。



「黒」のキーは、500馬力でリミッター(制限)が掛かる。ようするに「スタンダードモード」で走行することができる。
「赤」のキーは、707馬力(717馬力)ヘルキャットエンジンを回すことができるようになる。




また、左側の内側のライトはイカリングに見えるが、中が空洞になっており、エアインテークに直接空気を送り込むことができる。



ダッジは、このヘルキャットのために、デザインと設計をし直したようだ。




内装は1971年式チャレンジャーを思い立たせるようなデザインになっている。




実は、2014年4月に発表された2015年式チャレンジャーは、メーター/シフト周りなど、内装は1971年モデルをモチーフにしてデザインされている。






2015年式のチャレンジャーSXTにはパワフルで燃費もいいペンスターV6エンジンが搭載され、8速オートマトランスミッションが採用されている。300馬力の力を持っている。

(ペンスターエンジンとは、クライスラーグループがミシガン州の工場で2010年から生産し、2011年からクライスラー/ジープ/ダッジなどV6モデルに採用している。2012年には、ダッジラム1500でアメリカのエンジンランキングベスト10に入るほどのかなり高評価なエンジン)


2015年式チャレンジャーR/Tには、375馬力 5.7L HEMIエンジンに8速オートマか6速マニュアルが選択できる



また、2015年からサーキット志向の顧客向けに6.4L HEMIエンジン搭載の「スキャットパック」と「スキャットパック・シェイカー」が設定される。スキャットパックは485馬力で、こちらも8速オートマか6速マニュアルが選択できる。
シェイカーは、6.4L HEMIエンジンかR/Tと同じ5.7L HEMIエンジンが選択できる。




2015年式チャレンジャーとヘルキャットは2014年9月からカナダのブランプトンとオンタリオの工場で生産され、ディーラーに届けられる。